2・豆炭アンカと國策湯丹保
▲ミツウロコの「豆炭アンカ」です。
▲カバアを外した所です。
▲熱い「豆炭」を入れて、蓋を閉めます。
ご機嫌如何でせうか。淺井カヨです。
コレクションのコーナーが復活致しました。
「連載「週刊モガ」とは別に、
一寸息拔きで、普段の買ひ物や
日常品などを紹介していきたいと思ひます。」
などと、認めてから氣が附けば、
496日も經過して居りました。
あと4日で500日間の放置とはあんまりなので、
このコーナーを復活させたいと思ひます。
コレクションと申しましても、大げさな物は有りません。
前回、(と申しましても1年以上前のことですが)
「陶器の表札」を紹介したのですが、その項を
御覽になつて、實際に楕圓形の陶器の表札を
小樽へ注文された御方がいらつしやいました。嬉しい
御話でした。
何かしら影響を與へられたらいいなァと思ひます。
2月1日は、東京でもやつと雪が降りまして
深夜、勞働の歸りに町が眞白に變はつていく所を
眺めながら、家路を急ぎました。
もうさすがに
火鉢を出さうと思ひまして、
先日知人から戴いた豆炭に
火おこしで火を点けました。
煙などを心配したのですが、
良い豆炭だつたので大丈夫でした。
考へてみれば、私が使つてゐた炭は
キャンピングで使ふ物で、
煙が大分出やすいものだつたやうです。
▲愛用の丸火鉢です。
白金懐爐、灰式懐爐、湯丹保、
火鉢、豆炭アンカなどを總動員して使ひました。
どれも手間がかかつて厄介な物ばかりですが、
さう云ふ物に一等惹かれる樣なので、
準備もまた愉しいものです。これらを見てゐると、
嗚呼、冬だなアと實感致します。
▲代用品の陶器の湯丹保です。(蓋は平成です。)
今週の金曜日から、
またチェンマイ(泰國北方)へ參ります。
月曜日に、雪の中を和傘の樣な洋傘で歩き、
金曜日には、半袖にレヱスの日傘を差して
歩いてゐるのかと思ふと、全く不思議な氣分です。
デハ、感冒など御召しになりません樣に、
御注意下さいまし。
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日本モダンガール協會・淺井カヨ
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